介護士の転職について
今回は介護士の転職についてお話したいと思います。
◎今回の記事の内容
現在は介護施設の施設長として採用する側の僕が、採用する企業側の視点にも立って転職についてお話できればと思います。
介護士専門の転職サイト・転職エージェントサービス3選
結論から言うとサイトよりも担当者との相性やマッチング次第なので、いくつかのサイトに登録して相性のよさそうな担当者の方と転職を進めて行くのがいいと思います。
①ケアジョブ
介護職専門の転職サイト【ケアジョブ】地域の求人に精通した専任のキャリアアドバイザーがスピーディー且、丁寧・親切に対応する為、利用満足度が 高い事が特徴
非公開求人が豊富でキャリアアドバイザーが採用担当者と普段から頻繁にコンタクトを取っている為、 ケアジョブだけの非公開求人をご案内することが出来ます。
②カイゴジョブエージェント
運営会社が介護スクールも運営しており介護業界に特化した人材紹介会社
介護スクールで資格を取得した方の就職サポートも行っています♪
③レバウェル介護求人
業界に特化したアドバイザーが、 これまで培ってきた医療・介護業界のノウハウやネットワークを活かして、 求職者様がご希望を叶えられる転職活動をサポートしています。
上記の3つが僕の施設でも実際に職員採用の際に利用している転職エージェントサービスになります。
今までの転職といえば①indeedやマイナビ、求人ボックスやリクナビなどの大手求人サイトで自分で求人を検索して転職活動をする方法でしたが、ここ数年は②dodaやビズリーチ、リクルートエージェントに代表されるスカウトやエージェントサービスを利用して転職のサポートを受ける方法の2種類が現在の転職活動の主流になっていると思います。
僕の働く施設でも上記の2パターンで求人の募集をかけています。
求人活動におけるそれぞれのメリット、デメリットを応募者側の視点と、採用する企業側の視点でお話したいと思います。
転職方法によるメリット・デメリット
まずは応募者側の視点から。
・自分で求人を探すパターンのメリット
①自分で転職先を探すので真剣さが増し、転職先の給与や福利厚生などの条件を細かく確認するようになる(人によるかも)
・自分で求人を探すパターンのデメリット
①求人を自分で検索するためどうしても時間がかかる
②応募に関するやりとりの手間がある
・転職エージェントサービスを利用して転職するメリット
①給与や勤務地等の条件を伝えると転職エージェントが応募先を探してくれる
②転職エージェントが企業とのマッチングをしてくれる為、転職先を探す時間が削減できる
③面接可能な日時を伝えるだけで応募に関するやり取りもエージェントがしてくれる
④場合によってはエージェントが同席してくれることもある
⑤入社祝い金をもらえる場合がある
・転職エージェントサービスを利用して転職するデメリット
①サイトに登録し、エージェントと面談や連絡を取るなど登録直後に手間がある
②自分で転職先を探さない為、志望動機が薄くなったり面接の際に話せる転職先の情報が少なくなりがち
③他人任せになってしまうので熱量が下がりやすい
次に企業側の視点から
・求人広告を出して求職者を募るパターンのメリット
①広告費以外に費用がかからないので採用する人数に余裕が持てる
②色々な人の目に触れる機会が増えるので求人以外の宣伝にもなる
・求人広告を出して求職者を募るパターンのデメリット
①タイミングによっては応募がない、もしくは応募があっても採用に至らない事がある
②採用できないと広告費が無駄になる
・転職エージェントサービスを利用して転職するメリット
①確実に面接までたどり着ける
②採用するまで費用がかからない
③求職者とのミスマッチが起こりにくい(転職サイトやエージェントによる)
・転職エージェントサービスを利用して転職するデメリット
①採用時に費用が発生する為、採用の基準が厳しくなりやすい
②採用時の費用が高額になる為採用人数が少なくなる
③求職者の紹介の連絡が頻回にかかってくるためやり取りに時間がかかる
こんな感じでしょうか?
採用担当者の方は「わかるわかる」と共感して下さるかもしれません。
求職者側のデメリットは面接先が決まったら下調べをし、志望動機や面接の際に話せる情報を集める等自分で解消できる部分でもあるのでそこまで大きなデメリットにならず、むしろメリットのほうが大きいのではないでしょうか?
しかし、企業側に視点を変えると求職者視点とはデメリットに関して大きな違いが出てきます。
採用する側の企業は何を考えているのか
企業側が抱える最大のデメリット
それは費用が発生するという事です。
何を今さらそんな当たり前な事を言っているんだ!求人広告には費用が発生するのは当たり前じゃないか!と思われるかもしれませんが、ここに大きなポイントがあるんです。
転職エージェントを利用した面接では費用が高額になる為、どうしても採用基準が厳しくなりがちで、求人広告であれば採用していたかな~と思った人でも不採用にしてしまう場合があります。
すなわち【強みのある人以外は採用しにくい】ということです。
では介護士の転職における、強みのある人とは一体どんな人でしょうか?
①人柄がよい
②資格取得に対して意欲的である
③介護観が施設と合っている
④曖昧な事は曖昧なままでも気にならない
上記の4点が僕が実際に面接の際に重要視している事になります。
介護士の仕事は高齢者や障がい者の方がお客様になる接客業だと思います。
色々な病気や障がい、認知症などをお持ちの方に接するにあたってイライラしやすく短気な人や、白黒はっきりしていないと気が済まない人、基礎的な資格のまま向上心無く過ごしている人などは十分な介護を提供できないと考えています。
常に新しい知識を取り入れて現場で実践する、介護を受けられる方に還元する、優しい心で接して相手の方を笑顔にさせていく。これが出来る人材を求めて採用活動をしています。
現場が回らないのでとりあえず面接に来た人を入れているような施設は、現場の職員の人間関係も悪く、介護を受けている方も暗く笑顔がない事が多いです。
また、認知症やさまざまな障害をお持ちの方の介護をするわけですから、決まりごとを決めてもうまく進まない事も多々あります。そういった場合に曖昧力がないとストレスが溜まってしまい結果的に介護を受けられる方へ優しい介護が提供できなくなってしまいます。
以上の事を踏まえてこれから転職活動をされる方には、ゆとりを持った人員配置で職員が笑顔で介護の仕事を出来るような会社で働いていただきたいです♪
①ケアジョブ
介護職専門の転職サイト【ケアジョブ】地域の求人に精通した専任のキャリアアドバイザーがスピーディー且、丁寧・親切に対応する為、利用満足度が 高い事が特徴
非公開求人が豊富でキャリアアドバイザーが採用担当者と普段から頻繁にコンタクトを取っている為、 ケアジョブだけの非公開求人をご案内することが出来ます。
②カイゴジョブエージェント
運営会社が介護スクールも運営しており介護業界に特化した人材紹介会社
介護スクールで資格を取得した方の就職サポートも行っています♪
③レバウェル介護求人
業界に特化したアドバイザーが、 これまで培ってきた医療・介護業界のノウハウやネットワークを活かして、 求職者様がご希望を叶えられる転職活動をサポートしています。
皆さんの転職活動の未来が明るくなることを願っております♪