福祉用具の選び方 PR

車いすの選び方

記事内に商品プロモーション(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

車いすの選び方で迷っている方必見!

どうも 前職福祉用具専門相談員で現在は有料老人ホームの施設長をしているひなパパです。

今回はそんな福祉用具にずっと携わっている僕が車いすの選び方を紹介します♪

結論から発表すると…

車いすの使用頻度や使用目的にあわせて選ぶ!です。

まずは車いすの種類から勉強していきましょう。

※専門用語は少なくし、なるべくわかりやすい表現を心がけますがわかりにくい表現があればすみません

車いすの種類

①ひじ掛けや足置が固定されている標準タイプ

②背もたれの張り具合の調整が出来たり、ひじ掛けが跳ね上げられたり、足置が外せる多機能タイプ

③背もたれが倒せたり、座面の角度が調整できるチルト・リクライニングタイプ

④電動バッテリーを用いて移動する電動車いす

上記の4種類に併せて自分で車いすを漕いで動かす自走式、他者の介助で動かす介助式を組み合わせて車いすの選定を行っていきます。

組み合わせ

①-1標準型×自走式 歩行は難しいが立ち座りは自分で出来る、車いすを自走出来る方

①-2多機能×自走式 立ち座りに介助は必要だが、車いすは自走が出来る方(多機能型は足置きが取り外せたり、ひじ掛けが跳ね上がるので移乗介助が行いやすい)

 

②-1標準型×介助式 立ち座りは自分で出来るが移動に介助が必要な方

②-2多機能×介助式 移動以外に立ち座りも介助が必要な方(多機能型は足置きが取り外せたり、ひじ掛けが跳ね上がるので移乗介助が行いやすい)

 

③チルト・リクライニング型

自分で身体を動かすことが難しく、座面の角度調整や、背もたれの角度調整が必要な方

 

④電動車いす

長時間の歩行は難しいが1人で外出する事が好きな方

 

上記の組み合わせの中から車いすを選んでいくのですが、車いすは移動手段でもある一方でイスとしての役割も持っている為、座り心地も大変重要な選定ポイントになってきます。

長時間車いすに座って過ごされる方は座り心地重視で座面クッションが予め付属していて、背中の張り具合が調整できるタイプがおススメ♪

病院の受診や外出で車への積み下ろしが必要な方は軽量タイプの介助式がおススメ♪

車いすは重さに比例して安定性や座り心地がよくなる傾向があり、軽量タイプは座り心地が悪い事が多いので座面クッションを別で用意する事をお勧めします。

車いすは本当にたくさん種類があるのでレンタルする際は福祉用具貸与事業所に複数台デモ機を持ってきて貰い、座り心地や操作性などを確認しましょう♪

車に積み下ろしをされる方は実際に積み下ろしをしてみてどの程度負担がかかるかも忘れずに確認ましょう♪意外と「この重さなら積み下ろしできるな」や「思ってたより重たいな…」などの発見があると思います。

購入する場合は中々デモ機を見る機会が少ないのでお住いの「市町村+福祉用具」で検索していただき、検索結果に出てきた福祉用具事業所で実際の車いすを見せて貰って購入するか、レンタルの場合はケアプランが必要になるので担当のケアマネジャーに連絡する形になります。

どちらにしても使用前に足置きの高さ調整や背張りの調整等が必要になるので出来れば対面で相談できる所で購入できる方がおススメです♪

 

このブログでは他にもおススメの介護便利グッズや、介護ベッドの選び方、入浴用具の選び方、住宅改修の制度解説などを行っていきたいと思いますので次回の更新をお楽しみに♪

ABOUT ME
太陽君
自己紹介 :大阪府内の住宅型有料老人ホームにて勤務中。 令和6年現在36歳で2児のパパです。 福祉用具専門相談員→介護士→介護福祉士→New施設長 前職は福祉用具貸与事業所にて勤務し、ご縁があった老人ホームよりお声がけ頂き介護士に転職、現場経験を経て現在は施設長に。 介護に関わる方のお悩みを解決すべく情報発信をしていきます♪